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西の河原通りを過ぎると、煙が立ち上がり溶岩が転がる河原に着きます。
その至る所からは50℃以上の温泉が湧き出しており、それらは強い酸性の為、河原にはコケ以外の一切の草木が育っていません。その光景から「賽の河原・鬼の泉水」と呼ばれることもあり、昔は大声を出してはならないと言われていました。
園内の遊歩道は石畳で整備されており、途中には「琥珀の池」や「瑞祥の池」といった美しい温泉の池があります。草津の温泉と環境を世界に広めたドイツ人医学者ベルツ博士と、共同研究者スクリバ博士の胸像もあります。斎藤茂吉や水原秋桜子が詠んだ歌や俳句が刻まれた石碑もあり、見所満載のスポットとも言えます。
遊歩道を更に進んだ奥には総面積500平方メートルの大きな河原露天風呂があり、一言で「池」と表現できるような広さの温泉を体験することができます。