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湯畑は温泉街の中心に位置し、草津温泉を代表する源泉の一つです。
源泉から湧き出た湯は一旦せき止められ、6本の湯樋に分かれて流されます。そして自然に温度が下がった湯は、湯滝となって一気に滝壷に流れ落ちます。
この滝壷の底には取湯口があり、そこから各施設に配湯されているのです。
湯を流す湯樋には硫黄分が酸化し沈殿するので、2ヶ月に1回それを採取し、草津名物の「湯の花」として販売しています。実はこれが「湯畑」といわれる所以なのです。
湯畑の近くにある「湯けむり亭」は無料の足湯と手湯を設けており、観光名所としても非常に人気のスポットとなっています。